2010年8月20日金曜日

カード・信販、大手6社が最終増益・黒字 4~6月期

クレジットカード・信販大手6社の2010年4~6月期連結決算は、全社の最終損益が前年同期に比べ改善し、増益になるか黒字転換した。6月の改正貸金業法の全面施行をにらんで融資を絞り込んだ結果、売上高に当たる営業収益はオリエントコーポレーションを除く5社で減少したが、貸倒関連費用が減り損益が改善した。



最大手のクレディセゾンの純利益は前年同期比33%増の67億円。キャッシング残高の減少が響いたが、与信管理の厳格化で貸倒引当金繰入額が47億円減少した。セディナやジャックス、アプラスフィナンシャルも貸倒費用減少が寄与した。



唯一の営業収益増となったオリコは、キャッシングの減少を自動車ローンなどの増加で補った。 通期の業績予想については慎重な見方が多い。借り入れの総量規制を伴う改正貸金業法の影響が本格的に出るのは下期以降とみられており、キャッシング残高の一段の減少や過払い金返還請求の増加などが起これば、収益の下振れ要因となる。