アメリカン・エキスプレスが日本市場の開拓を加速させている。カード発行枚数、取扱高が前年比2けた増で推移。景気が停滞するなかでもアメックスのブランド力が富裕層を中心に高く評価されている。クレジットカード各社はこのブランド力を狙って、アメックスとの提携拡大を目指しており、日本市場でのアメックスの存在感が増していきそうだ。
クレジットカード各社は6月に施行された改正貸金業法の影響で、キャッシング事業の採算が大幅に悪化。しかしキャッシングへの依存度が低いアメックスは日本の各社の苦境を尻目に、10月から、ラウンジが利用できる国内空港の数を14から27に拡大するなどサービス強化を進めている。
クレディセゾンは6月、アメックスとの関係強化を発表。1997年にアメックスと提携したクレディセゾンはすでに約150万枚のアメックスカードを出しているが、これを全発行枚数の3割(約840万枚)にすると打ち出した。